日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめた個人のデータベースです。 他のページへ トップページ エチレン ナフサ価格 PE PP PS SM ABS PVC VCM PC エンプラ EO PO フェノール MMA 合成ゴム その他石化業界 その他化学及び周辺業界 事業統合に対する公取委判断 中国市場 |
国内コンパウンド事業
各社の海外コンパウンド事業 PPへ
三菱化学(日本ポリケム)
出光石化
> プライムポリマー
三井化学
現状 増強 増強後 Advanced Composites 米国 226 28 254 Advanced Composites Mexican メキシコ 45 25 70 (小計) 271 53 324 三井化学複合塑料(中山) 中国 60 10 70 Produmaster Advanced Composites ブラジル 55 55 Sun Alloys Europe ドイツ 15 15 Grand Siam Composites タイ 117 23 140 Mitsui Prime Advanced Composites India インド 15 15 グランドポリマー 日本 310 310 合計 788 141 929 住友化学 中国におけるポリプロピレン自動車材新会社設立 →増設
Sumitomo Chemical to Construct TPO Plant in Georgia
トピックス
着色コンパウンド
機能性樹脂コンパウンド
繊維・化学各社 中国で高機能樹脂拡充 東レ、帝人化成、旭化成、ポリプラスチック
新日鐵化学 マレーシア →三井物産/ヘキサケミカルに売却
、中国米国におけるエンプラ・コンパウンドの自製化 トーレ・レジン社
自動車向け樹脂事業の世界4極体制を強化
中国広州市南沙地区にコンパウンド工場を建設
<概要>
・ 会社名称 :出光複合工程塑料(広州)有限公司
・ 代表者 :松尾 信正
・ 生産品目 :機能性3樹脂のコンパウンド
PC、PPS、シンジオタクチックポリスチレン(SPS)
・ 工場所在地 :広東省広州市南沙経済技術開発区内輸出加工区
・ 工場敷地面積:24,500u
・ 建築開始 :2008年10月予定
・ 操業開始予定:2009年10月予定
出光石化 → プライムポリマー
2000/12/11 同社発表記事から(順序入れ替え)
樹脂コンパウンド事業のグローバル展開
日 本 45,000d/年 千葉工場 40,000d/年 カルプ工業株式会社 マレーシア 22,000d/年 ポリスターコンパウンズ社 インドネシア 15,000d/年 出光コンパウンディングインドネシア社
→PT.Hexa Indonesia
三井物産60%、ヘキサケミカル20%、出光20%北 米 20,000d/年
撤退アクロコンパウンダーズ社 三菱商事(約70%)と出光興産(当時は出光石油化学)が出資。
2008年にThe Matrixx Group (a business of Citadel Plastics)に売却、撤退した。小 計 142,000d/年 委託生産分 61,000d/年 日本、中国、英国などでの社外生産委託 合 計 203,000d/年 今回の2工場の生産能力増強に引き続き、中国、欧州における樹脂コンパウンドの生産拠点の整備、拡充を積極的に進めて行く計画です。
ア.所在地:千葉県市原市姉崎海岸1番1号
イ.生産能力増強の概要 @能力増強:15,000d/年
(30,000d/年から45,000d/年へ増強)
A増設装置:押出機、ミキサーなど3系列
(7系列から10系列へ増強)
6系列(30,000d/年)収容可能な建屋、倉庫
B稼動開始:平成13年1月
(2)ポリスターコンパウンズ社(POLY-STAR COMPOUNDS SDN BHD)
ア.所在地:マレーシア・ジョホール州タンポイ82-82A
(82-82A, Jalan Tampoi, 81200 Johor Bahru, Johor, Malaysia)
イ.生産能力増強の概要 @能力増強:3,500d/年
(18,500d/年から22,000d/年へ増強)
A増設装置:押出機、ミキサーなど1系列
(9系列から10系列へ増強)
B稼動開始:平成13年3月
インドネシア
コンパウンド工場の生産能力増強について
1. PT. Idemitsu Compounding Indonesiaの概要
(1)立 地:EJIP Industrial Park, Lemahabang, Bekashi,
17550, Indonesia
(2)資本金:1.6 million US$
(3)出資比率:出光石油化学(株)55%、ビマキミアチトラ社35%(現地資本)、
住友商事(株)10%
(4)営業運転開始:平成8年11月
(5)主要取扱い品目
ア.PS難燃コンパウンド
イ.PS・PP一般着色コンパウンド
ウ.PPフィラーコンパウンド
エ.PS・PPドライブレント
オ.カラーマスターバッチ
(6)販売先:日系家電・OAメーカーが主体
→三井物産60%、ヘキサケミカル20%、出光20%
出光石化、中国に樹脂コンパウンドの第2拠点を新設
単独か合弁にするかは未定ながら、自社で主導権を握る方向で調整中。立地は「華南」地域を第1候補としている。
現在、同社はポリプロピレン(PP)コンパウンドを大日精化工業が出資した広東省東莞市の現地法人に委託している。
米国 アメリカン・テクノロジカル・コンポジックス
設立 1985/12
宇部興産 60%、丸紅 40%
*三井化学へ売却(下記記事 経緯については別記事)
米国 豊田通商からPremium Composite Technology North America買収
(日刊工業新聞 2002/1/25)
宇部興産、汎用樹脂加工の米合弁売却で三井化学と交渉
三菱化学、ベルギーTessenderlo
Groupからの樹脂コンパウンド事業の買収
日本ポリケム、PP事業の海外展開強化
三菱化学、エクソンとのコンパウンドJV(米、シンガポール)を100%子会社に
ExxonMobil Chemical Introduces New Line of Compounded Polyolefins for Automotive Industry
米国 Mytex Polymer General
Partnership
設立 1987/2
三菱化学 50%、エクソン 50%
ポリプロピレン・コンパウンドの製造・販売
工場 インディアナ州 (年産2万5000トン)
シンガポール Mytex Polymer AsiaPacific
設立 1999
三菱化学 50%、エクソン 50%
ポリプロピレン・コンパウンドの製造・販売
欧州 三菱化学と米エクソン、PPコンパウンドで欧でも提携交渉
中国 北京聚菱燕塑料 能力倍増 自動車向け材料の能力を5割増
北京燕山石油化工集団有限公司、豊田通商とのJV
化学工業日報 2002/6/25
日本ポリケム、PP事業の海外展開強化
欧州では蘭DSMに代わる新しい提携先との交渉を開始中国でも北京近郊のコンパウンド合弁会社の新鋭設備が本稼働
華南地区での新しい供給拠点についても早い段階での立ち上げを検討
アジアにおけるポリプロピレン事業の展開について
http://www.m-kagaku.co.jp/rel/1999/99041201.htm
エクソンケミカル社(本社:米国テキサス州ヒューストン、社長:D.S.Sanders)との間にて、シンガポールにおいてポリプロピレン(以下「PP」と記載)樹脂及び同コンパウンドをアジア、オセアニア地域に供給する合弁会社を設立する方向で基本的に合意Mytex Polymers Asia Pacific(仮称)
日本においては日本ポリケム社
北米ではエクソンケミカル社とのパートナーシップであるMytex Polymers社
欧州では日本ポリケム社及びMytex Polymers社がオランダ・DSM社との業務提携
化学工業日報 2002/4/25
日本ポリケム、欧州でポリプロピレン提携交渉蘭DSMがポリマー事業をSABIC(サウジ基礎産業公社)に売却することで基本合意したのを受けて、新しいアライアンスを通じた供給拠点を確保
(1998/10/8発表)三菱化学
中国における自動車向けポリプロピレンコンパウンド合弁会社の設立について
http://www.m-kagaku.co.jp/rel/1998/98100801.htm
豊田通商と共同
中国石油化工集団公司(「SINOPEC」)傘下の北京燕山石油化工集団有限公司との間で、自動車向けPPコンパウンドの製造及び販売を行う合弁会社を北京に設立
三菱化学、中国のPPコンパウンド設備を倍増設
日系自動車メーカーの増産に対応して「北京聚菱燕塑料有限公司」
三菱化学55%、燕山石油化工40%、豊田通商5%従来の設備能力は年産3,000t
既存の1系列に合計2系列を追加して一挙に合計6,000t能力に拡大
三菱化学と米エクソン、PPコンパウンドで欧でも提携交渉
http://www.jij.co.jp/news/chemical/art-20040104190224-HZBXIIGDVU.nwc三菱化学が米エクソンモービルと、欧州で自動車部品などに使用するPP(ポリプロピレン)コンパウンド(成形前材料)事業で提携交渉に入ったことが4日までに明らかになった。欧州にPPコンパウンド拠点を持たない三菱化学と、欧州進出する日系自動車メーカーへの納入拡大をもくろむエクソンの思惑が一致した。三菱化学がエクソンの仏子会社と合弁会社を設立する方向で検討し、出資比率や時期など詳細は今後詰める。
三井住友ポリオレフィン (→解散)
北米のPPコンパウンド事業統合へ
2008/4 北米、タイ、中国における09年末までのポリプロピレン自動車材能力増強
地域 社 名 生 産 能 力
(千トン/年)07年末 増強幅 09年末 増強
計画北米 Advanced Composites Inc. (オハイオ工場) 109 6 115 (テネシー工場) 63 17 80 Advanced Composites Mexicana S.A DE C.V. 20 5 25 タイ Grand Siam Composites Co., Ltd. 86 27 113 中国 三井化学複合塑料(中山)有限公司 24 18 42 小 計 302 73 375 建設中 インド Mitsui Prime Advanced Composites India PVT LTD − 15 15 合 計(外部委託を除く) 302 88 390 外部委託 欧州 Mitsui Chemicals Europe GmbH (15) (15)
2007/11 三井化学/プライムポリマー、インドでポリプロピレン自動車材新会社設立
2007/5 三井化学、自動車用樹脂材 BRICsで増産
2006/11 三井化学、タイのPPコンパウンド工場再増設工事完了 (含 世界の増強計画)
インド <Mitsui Prime Advanced Composites India PVT LTD の会社概要>
(1)設立: 2007 年9 月
(2)資本金: 4.8 億ルピー
(3)出資: 三井化学80.0%、プライムポリマー20.0%
(4)工場: インド ラジャスタン州ニムラナ
(5)商業運転開始予定: 2009 年4 月
米国 米国でのPPコンパウンド関係会社2社を統合 Advanced Composites, Inc.(ACI) COLOR & COMPOSITE TECHNOLOGIES, INC.
設立 1986/6 (三井東圧 65% 三井物産 30% 東洋インキ 5%出資)
工場 オハイオ州シドニー
事業内容:樹脂コンパウンド、着色剤の製造、販売。米国 アメリカン・テクノロジカル・コンポジックス 宇部から購入
<.Advanced Composites Inc.の会社概要>
(1)設立: 1991 年9 月
(2)資本金: 14.1 百万ドル
(3)出資: 三井化学アメリカ59.8%、プライムポリマー3.0%、他37.2%
(4)本社: 米国 オハイオ州
(5)工場: 米国 オハイオ州、テネシー州
<Advanced Composites Mexicana S.A. DE C.V.の会社概要>
(1)設立: 1994 年2 月
(2)資本金: 2.6 百万ドル
(3)出資: Advanced Composites Inc.100.0%
(4)本社・工場: メキシコ アグアスカリエンテス
欧州 ドイツにコンパウンド新会社設立 FM TECHNOLOGIES S.A. → JV解消
ベルギー
アトフィナとのJV (アプリルのコンパウンド事業を統合)
事業内容:PPコンパウンドの製造、販売TPOコンパウンド計画 タイ グランド・サイアム・コンポジット(GSC)
グランドポリマーとサイアムグループなどとの合弁<Grand Siam Composites Co., Ltd の会社概要>
(1)設立: 1996年2 月
(2)資本金: 6370 万バーツ
(3)出資: 三井化学45.2%、プライムポリマー3.0%、SCG ケミカルズ46.2%、他5.6%
(4)本社: タイ国 バンコク
(5)工場: タイ国 ラヨン中国 上海三井複合塑料有限公司(SMPC)
三井グループとの合弁中国でのポリプロピレン自動車材事業強化で華南地区に新会社を設立
<三井化学複合塑料(中山)有限公司の会社概要>
(1)設立: 2004 年4 月
(2)資本金: 9.23 百万ドル(US)
(3)出資: 三井化学65.0%、プライムポリマー5.0%、SCG ケミカルズシンガポール20.0%、他10.0%
(4)本社・工場: 中国 広東省中山市
全体能力まとめ 2004/11/1
三井化学グループの世界におけるPP自動車材事業拠点 (単位:千トン)
地区 会社名 本社所在地 生産能力
(現状)生産能力
(05.6予定)日本
三井化学株式会社
東京
200
200
北米
Advanced Composites Inc.
米国オハイオ州
135
135
Advanced Composites Mexicana s.a de c.v メキシコ
12
12
欧州
Mitsui Chemicals Europe Gmbh
ドイツデュッセルドルフ
*(10)
*(10)
アジア
タイ
Grand Siam Composites Co., Ltd.
バンコク
40
48
中国
上海三井複合塑料有限公司
上海
24
24
三井化学複合塑料(中山)有限公司
広東省中山市
(05.4商業生
産開始予定)15
合計 * 欧州は外部生産委託
421
444
<増強計画の概要> 2006/6/5
地域 社名 生産能力(トン/年) 05/末 増強幅 増強後
(07/5)北米
Advanced Composites Inc
オハイオ工場 98,000
11,000
109,000
テネシー工場 57,000
6,000
63,000
Advanced Composites Mexicana S.A. DE C.V
15,000
5,000
20,000
タイ
Grand Siam Composites Co., Ltd.
52,000
32,000
84,000
中国
三井化学複合塑料(中山)有限公司
15,000
9,000
24,000
欧州
Mitsui Chemicals Europe GmbH※ (10,000)
-
(10,000)
計(外部委託除く) 237,000
63,000
300,000
※外部生産委託
Chemnet Tokyo 2002/8/7
三井化学、欧州のPPコンパウンド事業を再構築
アトフィナとのJVを解消、三井ヨーロッパ社で引き継ぐ「FMテクノロジース(FMT=FM TECHNOLOGIES S.A)」を解散
三井化学は「三井ケミカルヨーロッパ」に同コンパウンド事業を継続させる。
三井住友ポリオレ、北米のPPコンパウンド事業統合へ
ATCの宇部興産持分株式譲り受けについて
http://www.mitsui-chem.co.jp/
米国ATC の宇部興産持分全株式(60%)を本年5 月1 日付けで譲り受けるMitsui Chemicals Americaを通じ、ATC とColor &Composite Technologies ,Inc.(CCT )を統括・運営
<ATC の概要> ・設 立 :1985 年12 月 ・本 社 :米国テネシー州ナッシュビル ・資本金 :410 万ドル (譲り受け後MCA 60%、丸紅アメリカ24 %、丸紅16%) ・ 100%子会社 :ATC Mexicana S.A. de C.V.
(1994 年2 月設立、メキシコ Aguascalientes 、資本金260 万ドル)・事業内容 :ポリプロピレンコンパウンドの製造・販売 ・能力 :5.5 万t/年 (ATC :4.4 万t 、ATC Mexicana :1.1 万t ) <CCT の概要> ・設 立 :1986 年6 月 ・本 社 :米国オハイオ州シドニー ・資本金 :1 千万ドル (MCA 65%、三井物産 26%、Mitsui Plastics, Inc. 9%) ・事業内容 :ポリプロピレンコンパウンドの製造・販売 ・能 力 :6.5 万t/年
PPコンパウンド 海外拠点を再編・強化 グランドポリマー
来春に米2社合併 欧州合弁も統合推進
来年4月1日付で、米国のコンパウンド拠点2社を統合、合併する
「カラー&コンポジット・テクノロジーと「アメリカン・テクノロジカル・コンポジックス」
「FMテクノロジーズ」に、エルフ・アキテーヌとBPのPP事業統合会社「アプリル」のPPコンパウンド拠点を統合グランドポリマーは欧米の拠点再編、アジアではタイの「グランド・サイアム・コンポジット」および上海拠点など世界市場でコンパウンド拠点を確立、グローバル戦略を拡大していく方針。
2004年11月01日 Chemnet Tokyo 発表
三井化学、タイのPP自動車材 生産能力4万8,000トンに増強
三井化学は1日、東南アジアのポリプロピレン(PP)自動車材の需要増大に対応するため、タイの合弁会社グランド・サイアム・コンポジッツ社(GSC)の生産能力を年産8,000トン増強して、4万8,000トンにすると発表した。2005年2月に着工し、6月完工する。
タイは、東南アジアの自動車生産の拠点で、国内向け供給だけでなくアセアン諸国への輸出も活発。生産台数は2005年には100万台を超え、2010年には180万台に達する見通しだ。
こうした中、PP自動車材の需要も今後さらに拡大すると見て、三井化学ではGSC社の生産体制を整備・拡大してきた。今年年7月には年産8,000トンの増設を行った。今回、引き続き増強することで、タイにおけるPP自動車材のトップメーカーとしての地位を固める。
三井化学は、中国でも2005年4月、100%子会社の「三井化学複合塑料(中山)有限公司」が年産1万5,000トンのPP自動車材生産設備を完成し、商業生産に入る。日本、北米、欧州、アジアの「世界4極体制」がさらに強化されることになる。
cpd-2-n2004/11/01 三井化学
タイにおけるポリプロピレン自動車材能力増強について
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=85321
化学工業日報 2003/1/17
SMPO、タイのPPコンパウンドを増強
年産能力を3万トン体制に拡大
(化学工業日報 2002/3/13)
グランドポリマー、タイでPPコンパウンドを増強
年産6000トン能力の新系列を立ち上げ、供給能力を同2万2000トンとする
三井化学、欧州にTPOのコンパウンド拠点
ドイツなどを候補地に立地を決め、2002―03年には稼働する方針
三井化学、「ミラストマー」も欧州で現地生産
ドイツで委託形式による本格生産をスタート三井化学は、接着性ポリオレフィン「アドマー」に続いてオレフィン系熱可塑性エラストマー「ミラストマー」についても欧州で生産を開始した。
ドイツのコンパウンド専門企業に委託して4月から試験生産を続けてきたが、製品の品質・機能に対して現地の需要家から高い評価を得られ、また専用機の長期安定操業にも十分な見通しが得られたため8月入りとともに本格生産に乗り出したもの。
当面は、優れた成形加工性と耐熱性を生かして同社が最も得意としている自動車の内装表皮材やインストルメンタルパネル等向けを中心に欧州各国の需要増に対応していく方針。これによって、ミラストマーの生産拠点は千葉と合わせて2箇所となる。
同社によると、オレフィン系熱可塑性エラストマーによる自動車の内装材向けの需要はこの1年で世界全体で約10%の伸びを遂げており、今後も引き続き高成長を遂げていく見通しにあるという。中でも欧州では、同社の「ミラストマー」の持つ特徴の一つである揮発成分の少ない点が人気を呼んでいるので、より高い伸びを遂げると同社では期待している。
上海三井複合塑料有限公司(Shanghai Mitsui Plastic Compounds Ltd)
立 地 :上海市松江工業区兪塘路 511号 (郵政編碼 201600)
投資総額:1,500 万米ドル
資本金 : 840 万米ドル
設 立 :1994年12月23日 営業許可取得
出資社 :三井物産(株) 33.3%
大日精化工業(株) 16.6%
三井化学(株) 16.6%
電気化学工業(株) 16.6%
東レ(株) 16.6%
経営範囲:各種熱可塑性樹脂着色品並びにコンパウンド品の加工・製造・販売
取扱い樹脂:PP、PE、TPO、POM、PBT、PC、PMMA、PS、AS、ABS、難燃(UL認定)、耐侯性、ガラス強化、ミネラル強化、ゴム変性、透明性、光沢性、メタリック、帯電防止、抗菌、高流動、高衝撃、他
スケジュール:1994年12月23日営業許可取得
1996年 4月より 6,000 t /年( 500 t /月)
2000年 1月より 16,800 t /年( 1,400 t /月)
住化、PPコンパウンド事業で中国企業と委託契約へ
委託先として候補にしているのは、三井物産が33・3%、三井化学や東レなど日系4社がそれぞれ16・7%を出資している「上海三井複合塑料」(上海市)。
稲畑産業、中国に樹脂着色コンパウンドの新拠点
大連保税区に合弁会社「稲畑工貿有限公司」を設立
Chemnet Tokyo 2002/11/27
稲畑産業、大連でも着色コンパウンドの本格生産開始
中国の総設備能力は年産3万tに拡大
「稲畑工貿(大連保税区)有限公司」が本格生産活動を開始
稲畑産業が中国に設立した2番目の同コンパウンド会社。
設備能力は4ライン合計で年産6,000t。先発の「山陽化工」(とのJVの)東莞工場の14ライン合計同2万4,000tを合わせて3万t
同社グループのアジア地域全体における総設備能力
中国、タイ、シンガポール、フィリピン、マレーシア、インドネシア--の計6ヵ国合計で
同13万3,800t(最大可能能力は同16万t)となった。*いずれも山陽化工とのJV
2004/1/26 稲畑産業
稲畑産業、樹脂着色コンパウンド事業15万6千トン体制へ稲畑産業は26日、中国広東省に同国3番目の樹脂着色コンパウンド工場を設立、また昨年ベトナムに設立した樹脂着色コンパウンド工場が本格生産を開始した、と発表した。これにより稲畑産業の7カ国10ヵ所での樹脂着色コンパウンド事業は年間計156,400トンの生産体制となる。
新工場の東莞山陽稲畑工程塑料有限公司は資本金300万ドル。稲畑産業の香港現地法人「Inabata Sangyo (H.K.) Ltd.」が80%、稲畑産業と山陽化工株式会社のコンパウンド事業合弁会社「Sanyo-IK Color(H.K.)Ltd.」が10%、残りを現地資本の東莞市石龍粤龍実業公司が出資して17日に設立された。東莞山陽稲畑工程塑料は2004年中に年間6,000トン体制を整える予定
Sanyo-IK Color東莞工場も4,000トン増産して年間28,000トン体制を見込んでいる。
大連の稲畑工貿(大連保税区)有限公司が年産8,400トン
稲畑産業の中国での樹脂着色コンパウンド能力は年間計42,400トンとなる。一方、2003年3月ハノイ近郊のハイフォン野村工業団地内に設立、試験生産を続けていた現地法人「SIK Vietnam Co., Ltd.」が26日、年産7,200トン体制で本格生産を開始した。
SIK VietnamはInabata Singaporeが90%、稲畑産業と山陽化工のタイでのコンパウンド事業合弁会社、SIK Thailandが10%出資しており、資本金は150万ドル。
2004/10 中国・江蘇省張家港市で導電・磁性コンパウンドの生産開始
(化学工業日報 2001/9/28)
DIC、樹脂着色コンパウンドのアジア展開加速
(2001/9/17 発表)
樹脂着色剤新プラントの本格稼働について
http://www.dic.co.jp/release/010917-1.html
館林工場(群馬県館林市)樹脂着色剤の新規専用プラント本格稼働を開始蕨工場(埼玉県蕨市)の9月末閉鎖に伴う生産再配置計画の一環
生産能力は同製品における当社国内生産量の約半分となる年間約10,000トン
(化学工業日報 2001/12/27)
旭化成、エンプラ・コンパウンド売上高1千円億目指す
中国における機能樹脂・コンパウンドの事業展開について
−中国、樹脂加工会社の経営権取得−
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2001/ch011212.html
ニチメンが保有する中国におけるコンパウンド樹脂生産に関わる子会社の持分の過半数(51%)を、2002年1月末に譲り受ける
併せて、上海市内の外高橋地区(保税区)に機能樹脂(エンジニアリング プラスチックス)並びにコンパウンド製品の供給、及び技術サポートを行う販売会社を設立(旭化成100%出資)。
機能樹脂コンパウンド事業拠点;
旭化成プラスチックタイランド(1999年4月事業開始)
旭サーモフィル(欧米)(2000年7月事業開始)経営権を取得する会社の概要
呉縣浜崎複合塑料有限公司 → 旭化成(蘇州)複合塑料有限公司
(1)本社所在地 :中華人民共和国・江蘇省・蘇州市 (2)設立 :1996年2月 (3)資本金 :600万US$(720百万円・120円/US$換算)(ニチメン100%) (4)生産能力
(コンパウンド樹脂生産):18,000t/年 (5)従業員 :105名 現地販売会社の概要
「旭化成機能樹脂(上海)有限公司」(仮称)→旭化成塑料(上海)有限公司
(1) 資本金 :300百万円(旭化成100%出資) (2) 業務内容 :機能樹脂及びコンパウンド製品の上海地区における販売 (3) 設立の時期 :2002年2月
1999/4 日本ピグメント(バンコク)を買収 旭化成100%
欧米コンパウンド樹脂生産子会社の譲受について
−欧米における機能樹脂・コンパウンド生産拠点の確保−
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2000/ch000427.html
新日鐵化学が保有する欧米におけるコンパウンド樹脂生産に関わる子会社の全株式を、6月末に約100億円で譲り受ける
譲り受ける会社の概要
(1) NIPPON STEEL CHEMICAL CORPORATION OF AMERICA(NSCCAと略す)
代 表 者 | :樋口 裕 | |
本社所在地 | :米国ミシガン州 | |
設立年月日 | :1988年12月 | |
資 本 金 | :13,585千米ドル(約14億円、連結、1999年12月期、資本準備金含む) | |
事業内容等 | :新日鐵化学全額出資の米国持株会社(傘下に以下の2社) | |
・THERMOFIL, INC. (TIと略す):NSCCAの全額出資子会社 | ||
(コンパウンド樹脂の製造・販売、販売量約4万トン、ミシガン州に本社・工場) | ||
・KELLEY & ASSOCIATES COMPANY, INC. (K&Aと略す):TIの全額出資子会社 | ||
(プラスチック再生材料の製造・販売、ミシガン州に本社、ジョージア州に工場) | ||
売 上 高 | :56,131千米ドル(約59億円、連結、1999年12月期) | |
従業員数 | :120名(子会社含む) |
(2) NS&N(UK)LTD. (NS&Nと略す)
代 表 者 | :井上 淳 | |
本社所在地 | :英国ハンプシャー州 | |
設立年月日 | :1991年7月 | |
資 本 金 | :11,100千英ポンド(約19億円、連結、1999年12月期) | |
事業内容等 | :新日鐵化学80%出資、ニチメン株式会社等20%出資の英国持株会社 (傘下に以下の3子会社) |
|
・Thermofil
Polymers(UK)LTD. (TPLと略す):NS&Nの全額出資子会社 (コンパウンド樹脂の製造・販売、販売量約2万トン、 英国ハンプシャー州に本社・工場) |
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・Thermofil
Polymeres(France)S.A. (TPSAと略す):NS&Nの全額出資子会社 (コンパウンド樹脂の製造・販売、販売量約1万トン、 仏国ボシュドローヌ県に本社・工場) |
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・Thermofil
Polimeri(Italia)Srl (TPSrlと略す):TPSAの全額出資子会社 (コンパウンド樹脂の販売、伊国ベルチェリ県に本社) |
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売 上 高 | :30,146千英ポンド(約51億円、連結、1999年12月期) | |
従業員数 | :170名(子会社含む) |
注…為替は105円/米ドル、1.6ドル/英ポンドで換算。
譲受金額 約100億円
NSCC Compounds(Malaysia)Sdn.Bhd. http://www.nscc.co.jp/busi_c.html
ASEAN地区に進出している日系の家電・OA機器等の関連企業に向けて、新日鐵化学の難燃ポリスチレンを供給することを目的として1990年に設立。クアラルンプール郊外にグリーンフィールドから建設された樹脂コンパウンド工場は、数次にわたる設備増強により、現在では3万5千トン/年の規模となっており、ポリスチレンやABSをはじめ、塩ビをのぞく各種樹脂コンパウンド事業を幅広く手掛けています。
新日鉄化学 100%出資 →三井物産/ヘキサケミカルに売却
深セン美星塑料有限公司
1990年に、中国におけるコンパウンド事業の拠点として、急速な成長が見込まれていた深せん地区に、新日鐵化学と巴工業を中心とする日中合作会社として設立。当初からの主力事業であるPS、ABSコンパウンドに加え、日系のOA機器メーカーなどの進出により、需要が急伸している難燃PSも手がけています。香港のNSCC ASIA社との連携により、中国国内における積極的なマーケティング活動も展開しています。
三井物産の樹脂コンパウンドの新拠点 | ||||||||||||||||
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(化学工業日報 2001/12/21)
川崎製鉄、GEにエンプラコンパウンド事業全面売却カワサキ−LNP(K−LNP、本社・米ペンシルバニア州)の全株式を米ゼネラル・エレクトリック(GE)に売却
注 LNPは当初米国企業 オランダに子会社 LNP Plastics Nederlands を所有
↓
ICIがLNPを購入
↓
川鉄がICIからLNPを購入
GE Plastics creates new global compounding business by completing LNP acquisiton
New business to retain LNP Engineering Plastics name;
will offer customers global capability for compounded materials
http://www.geplastics.com/press_pack/02_03_25.html
米国におけるエンプラ・コンパウンドの自製化について
http://www.toray.co.jp/news/affil/nr010829.html
日本ピグメント(株)の米国子会社ニッピサン・インデイアナ(Nippisun
Indiana Corp.(NIC))のコンパウンド設備(生産能力2万トン/年)を買収し、米国子会社のトーレ・レジン(TREC)にて自社生産
トーレ・レジン社概要
社 名 Toray Resin Company 社 長 橘 真一 本 社 Troy, Michigan (トロイ市、ミシガン州) 資本金 245万ドル 事業内容 ナイロン、PBTなど樹脂製品の製造、輸入、販売
1999/7/26 東レ発表
北米地域における樹脂事業の展開について
http://www.toray.co.jp/news/affil/nr990726.html
当社樹脂製品を一元的に取り扱う事業会社トーレ・レジン(Toray Resin Company)社を設立従来
ナイロン樹脂製品については米国のモンサント(Monsanto)社(現ソルーシア(Solutia)社)と1989年に折半出資で設立したモントール(MonTor Performance Plastics)社
→ ソルーシア社との間において、モントール社の合弁を解消PBT及びABS樹脂製品については全額出資の商事子会社トーレ・マーケティング・アンド・セールス(Toray Marketing&Sales (America))社
トーレ・レジン社概要 社 名 : Toray Resin Company(トーレ・レジン) 社 長 : 大志万 俊夫 設 立 : 1989年12月 所在地 : Troy,MI, U.S.A. 資本金 : 2450千ドル(東レグループ100%出資) 東レグループ樹脂設備能力 ナイロン樹脂 : 国内 52,440トン/年(名古屋事業場) ABS樹脂 : 国内 72,000トン/年(千葉工場) マレーシア 170,000トン/年 PBT樹脂 : 国内 22,000トン/年(愛媛工場) 液晶ポリマー : 国内 1,000トン/年(愛媛工場) ポリアセタール樹脂 : 韓国 20,000トン/年(KOLONとの合弁) PPS樹脂 : 国内 5,700トン/年(東海工場)
東レグループ樹脂コンパウンド拠点 (国内) 名古屋事業場 : ナイロン、PBT、PPS 千葉工場 : ABS 東洋プラスチック精工(株) : ナイロン、PBT、PPS、液晶ポリマー (アジア) タイ TNT社 :ナイロン、PBT マレーシア TPM社 :ABS 中国 LIBI社 :ABS他汎用樹脂 (北米) 米国 Toray Resin社 :ナイロン、PBT
(外部へ委託加工)
化学工業日報 2002/5/8
東レ、自動車向け樹脂事業の世界4極体制を強化北米のコンパウンド拠点で拡販に乗り出す。
中国ではナイロン樹脂およびPBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂のコンパウンド生産を年内に開始する。
欧州の委託生産先でも今月から、これまでのPP(ポリプロピレン)コンパウンドのほか、エンプラコンパウンドの量産をスタートする。
東レ、米国で樹脂コンパウンドを増強
現状の年産2万トン能力をボトルネック解消により40%増の2万8000トン体制に順次引き上げ
化学工業日報 2002/5/22
川崎三興化成、中国で樹脂コンパウンド4割増強
中国の樹脂コンパウンド能力を4割増強する。
8月に深センと北京の拠点に、2軸押出設備をそれぞれ1系列導入、合わせて月産能力を800トン拡張する。
9月には同国3拠点目となる上海の工場(同800トン)が稼働
これにより中国でのコンパウンド能力は同1600トン増の5400トン体制に移行
化学工業日報 1994/1/25
深センで樹脂コンパウンド
川崎三興・ニチメン 7月から年産6千トン
川崎三興化成(本社・横浜市港北区、浅井雅夫社長)はニチメンと共同で中国・広東省深セン市で樹脂コンパウンド事業に乗り出す。川崎三興化成51%、ニチメン側(ニチメンおよび日綿香港)49%の出資比率で「日本工程塑料(深セン)有限公司」を設立、現在工場を建設中であり、今年7月から操業を開始する予定。初期設備での生産能力は年間6千トンで、コンパウンドを行う樹脂はABS、ポリオレフィン、ポリスチレン、ナイロンなど塩ビ以外の全て。当面、中国の日系企業および現地企業への販売を行うが、将来は日本へのコンパウンドの逆輪入も検討している。
また、同合弁会社の総経理には、川崎三興化成の中国室長で中国女性の狄小光氏が就任するなど、資本・技術は日本だが、経営は中国流で行うのも特徴。
化学工業日報 1994/2/21
中国・深センの樹脂コンパウンド会社社長として赴任、故郷に錦を飾る 狄小光さん
“中国発展のため”夢叶う
ある中国人女性が7年前、一言の日本語も話せないまま来日した。十分なお金もなく東京・大塚の三畳の狭いアパートで生活を切り詰めた暮らしが始まり、大学院で勉学に励む日々。卒業後、「縁あって」日本企業に就職し営業を担当。さらに2年後、同日本企業の中国生産拠点の社長として故郷に帰り、錦を飾るーというぢょっと小説のようなサクセスストーリー。
化学工業日報 2000/10/17
ニチメン コンパウンド事業国際展開を加速 欧米中で相次ぎ増強
日系樹脂と連携強化 出資比率も拡大
@英・仏を拠点とするコンパウンドメーカー「サーモフィル」への出資比率を現行20%から35%に引き上げ、旭化成工業とのパートナーシップにより設備を増強する
サーモフィルの100%持株会社「AK&N」の株式20%を保有しているが、旭化成から15%分の株譲渡を受けて旭化成65%、ニチメン35%の構成に変更。
A米州では「山陽プラスチック・コンパウンド・アメリカ」(SPC)を増資ベースで78%にシェアアップ、年産能力も2万4千トンまで拡大する
SPC(「山陽プラスチック・コンパウンド・アメリカ」(本社・サンディエゴ、工場・ティファナ)に対して、新たに4百万ドルの増資を実施。これにより増資前の山陽化工51%、ニチメン49%の出資がニチメン78%・山陽化工22%に逆転し、2002年までに現行1万トン能力を2万4千トンに引き上げる
B中国では北京の呉県浜崎複合塑料有限公司を70%出資の傘下会社とする一方、大連に年産1万トンの新生産拠点を確保する → 旭化成に譲渡
日超工程塑料(深セン)、呉建浜崎複合塑料、日超工程塑料(北京)と華南・華中・華北の3拠点を有する中国では、呉県浜崎の株41%を共同出資者の浜崎産業から買い取り、ニチメン側シェアを70.1%に拡充。近く2百万ドルの増資も実施して、現行1万トン能力を2002年に2万4千トンまで引き上げる
ほかに中国では、川崎三興化成と組む日超工程(深セン)が現行2万6千トンを来春中にも3万2千トンに増強、さらに4番目の拠点として大連に1万トン級の新会社を設立することも決定
Chemical Week 2002/6/12
米国のコンパウンド状況
PolyOne is the largest
GE Plastics--
including LNP--is second
DuPont is third
Other significant players include Ampacet, Clariant, Ferro, RTP (Winona,
MN), A. Schulman (Akron, OH), Shintech, Spartech (St. Louis), and
Teknor Apex (Pawtucket, RI).
Chemical Week 2002/6/12
Kuraray Readies TPE Plant
Septon
America (Pasadena, TX), a
subsidiary of Kuraray (Tokyo), will start trial runs at its
23,000-m.t./year styrene-based thermoplastic elastomer (TPE)
plant at Pasadena
(クラレ ホームページ http://www.kuraray.co.jp)
SEPTON Company of America
本社所在地 11414 Choate Road, Pasadena, Texas 77507, U.S.A.
設立年月日 2000年10月2日
熱可塑性エラストマー〈セプトン〉の米国での生産販売会社です。
帝人化成、中国で樹脂コンパウンドを生産
上海にPC(ポリカーボネート)/ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)の専用工場を建設
日本経済新聞 2003/10/3
大日本インキ 中国の工場集約へ 江蘇省に新拠点計画
高機能樹脂の成型前材料(コンパウンド)と樹脂改質剤などを生産
「張家港迪愛生化工公司」を設立
Sumitomo Chemical to
Construct TPO Plant in Georgia
http://www.rubberworld.com/news.asp?action=showweek
Sumitomo Chemical
America, a subsidiary of Sumitomo Chemical Co., Osaka, Japan, has
announced it will
build a new thermoplastic olefin elastomers plant in Conyers,
Georgia. No other details were available.
日本経済新聞 2003/12/7 発表
住友化学 米に車用弾性樹脂の工場
住友化学工業は米国ジョージア州に自動車の内外装部品などに使う弾性樹脂の工場を建設、2004年後半に稼働する。生産能力は年5千トンで、投資額は5億円前後。現地生産を拡大する日系自動車メーカーからの需要を狙う。
2003/12/08 住友化学
北米でのTPE 生産開始について
http://www.sumitomo-chem.co.jp/japanese/1newsrelease/pdf/20031208.pdf
住友化学はこのたび、100%子会社の住友化学アメリカ社を通じて、米国ジョージア州にオレフィン系熱可塑性エラストマー「住友RTPE 」(TPV 1 およびTPO 2 )の製造設備を建設することといたしました。生産能力は年産約5千トン(約1千万ポンド)で、2004 年後半に操業を開始する予定です。
1 TPV :架橋オレフィン系エラストマー。 よりゴムに近い物性を持つ。
2 TPO :非架橋オレフィン系エラストマー。
(ご参考)
住友化学アメリカ社概要 1 .社 名 Sumitomo Chemical America, Inc. 2 .資本金 214 百万米ドル 3 . 株 主 住友化学100% 4 . 本 社 アメリカ合衆国ニューヨーク市 5 . 社 長 北浦 保彦 6 . 事業内容 化学品の製造・販売 フィリップス・スミカ・ポリプロピレン・カンパニー概要 1 . 社 名 Phillips Sumika Polypropylene Co. 2 . 資 本 金 454 百万米ドル 3 . 出 資 住友化学アメリカ社の100%子会社とシェブロン・フィリップス社が
それぞれ議決権の50%を保有(パートナーシップ方式)4 . 本 社 アメリカ合衆国テキサス州 5 . 社 長 J. T. Becker 6 . 事業内容 ポリプロピレンの製造・販売
2013年2月27日 三菱化学
2013/6/19 買収完了を発表
ベルギーTessenderlo Groupからの樹脂コンパウンド事業の買収について
三菱化学はこのたび、Tessenderlo Group(本社:ベルギー・ブリュッセル、CEO:Frank Coenen)から樹脂コンパウンド事業を買収する申し入れを決定しました。
買収対象となる事業会社の従業員会との協議を経て株式売買契約を締結し、独占禁止法に基づく手続きなどを経て買収完了となります。
当社の機能性樹脂事業は、三菱ケミカルホールディングスグループの中期経営計画「APTSIS
15」(2011-2015年度)の成長事業に位置づけられており、自動車・医療・建材・食品包材など、多様な市場の多岐にわたる用途に、熱可塑性エラストマー樹脂・接着性樹脂・架橋性樹脂・塩ビコンパウンドなどを提供しています。
海外展開にも積極的で、既に米国・欧州・中国・インド・タイ・シンガポールで生産・販売体制を構築しています。
Tessenderlo
Groupの熱可塑性エラストマー・塩ビコンパウンド事業は50年近い歴史を持ち、自動車・建材・電線被覆材など幅広い用途向けに展開されており、樹脂コンパウンド分野のマーケットリーダーとして活躍しています。(「別紙」参照)
当社は今般の買収により、欧州系自動車および部品メーカーへの販売加速など、欧州における機能性樹脂事業の強化、熱可塑性エラストマー・塩ビコンパウンドなどの品揃え強化、欧州を中心とした新たな事業拠点の獲得による機能性樹脂事業のグローバルな基盤拡充を目指します。
別紙
(1) 買収申し入れ対象の事業概要
買収対象事業 CTS(Compound Technology Services)事業ユニット
本社機能所在地 フランス・ティフォージュ
事業ユニット責任者 Etienne Weil
親会社 Tessenderlo Group (持株比率100%)
連結売上高 1億ユーロ (2011 年1-12 月)
主要事業 熱可塑性エラストマーおよび塩ビコンパウンドの製造販売
事業拠点 製造販売 4 拠点 (フランス(2 拠点)、ポーランド、中国(常州))
研究開発 1 拠点 (ベルギー)
連結従業員数 約360 名
(2) Tessenderlo Group(テッセンデルロ・グループ)の概要
設立 1919年
所在地 ベルギー・ブリュッセル
CEO Frank Coenen
連結売上高 21 億ユーロ (2011 年1-12 月)
主要事業 食品添加物、農薬、肥料、水処理、医薬中間体などの製造販売
連結従業員数 約7,500 名
ホームページ http://www.tessenderlo.com/
社名 | サンアロイ(Sun Alloys) 株式会社 |
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千葉県袖ケ浦市長浦580-271 | |
設立 | 1993.11 |
資本金 | 5,000万円 |
株主 | 当社100% |
事業目的 | 合成樹脂コンパウンド製品の製造、販売 |
製造能力 | 75,000 トン/年 + 5,000トン
うち架橋タイプ・ミラストマー(TPV)20,000トン→25,000トン
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主要製品 | アドマー、タフマー、ミラストマー、PP、PE、アーレン |
ウェブサイト | http://www.sunalloys.com/ |
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熱可塑性エラストマー「ミラストマ―」増産設備の営業開始運転
1系列(5,000トン)の増設を進めてきたが、10/1より営業運転を開始
これにより、ミラストマ―の国内生産能力は20,000トンから25,000トンに増強された。